40年間、潔癖症に苦しんだ私が、前向きに生きられるようになったわけ

こんにちは。

『不安回路』をほどく心理セラピスト/カウンセラー
岸田知佐子(きしだちさこ)です。

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さて、今回は…

『40年間、潔癖症に苦しんだ私が、前向きに生きられるようになったわけ』

について、実体験を交えてお話しいたします。

いま、潔癖症(不潔恐怖症)に苦しんでいるあなたの救いとなれば幸いです。

※本文中、「潔癖症(不潔恐怖症)」は「潔癖症」に統一します。

以前の私は「不安」に支配される毎日でした

「また汚れてしまったかもしれない。」

その不安が頭から離れず、何度も手を洗い、消毒を繰り返していました。

買い物に行くことも、
宅配便を受け取ることも、
人と会うことも、

私にとっては気の休まらない出来事でした。

特にひどくなったのは、2020年のコロナ禍以降。

買い物から帰ると、袋に入った商品を一つひとつアルコールで消毒していました。

「人が触れたかもしれない場所」を丁寧に拭き取り、終わる頃にはグッタリ…。

頭では「ここまでしなくても大丈夫なのに…」と分かっていました。

それでも、

「もし、コロナウイルスが付いていたら?」
「家族が感染してしまったら?」

と、不安が次から次へと湧いてきて、消毒せずにはいられなかったのです。

家族からは、

「考えすぎじゃない?」
「そんなこと気にしなくても大丈夫よ。」

と言われる始末。

でも、「気にしないようにしよう」と思えば思うほど、不安はさらに増大します。

そのたびに、

「私はなんて心配性で、融通の利かない人間なんだろう…」

と自分を責め、理解されない悲しさにうちのめされ続けたのです。

心理学に出会って気づいた、私を苦しめる「不安」の正体

私の人生が大きく変わり始めたのは、 心理学を本格的に学び始めてからでした。

心理学のおかげで、ある謎が解けたのです。

それは、なぜ私は「汚れ」に過剰反応してしまうのか、ということ。

理由は2つありました。

  1. 幼少期のトラウマ
  2. HSP気質による予期不安 (まだ起きていない事への不安)

幼少期のトラウマとは、以下の2つの出来事です。

  • チカンによる被害
  • 男性教諭から、新しい教科書に飛沫を飛ばされたショック

これらの過去の体験とHSP気質が重なり、

「また同じことが起きるかもしれない…」

常に、そんな”思い込み”を抱えていました。

そして、似た状況になると、脳内で自動的に アラームが鳴り響くのです。

「汚されたかもしれない!」
「すぐに対処しなきゃ!」

この思考が発動すると、 激しい不安に襲われます。

不安に襲われると、それをうち消すため、納得がいくまで“手洗い”や“消毒”を 繰り返さずにはいられなくなります。

すると、その直後は、一旦安心します。

でも、また似た状況になれば自動的にアラームが鳴る。

そしてまた不安に襲われ、“手洗い”や“消毒”を繰り返す。

…そんな悪循環にはまっていたのです。

つまり、私を本当に苦しめていたのは、「汚れ」そのものではありませんでした。

過去のトラウマから身についた、不安になりやすい「思考のクセ」や「信念」

すなわち、『不安回路』だったのです。

この仕組みを知った時、

「あんな体験をしていれば、不安になるのは当然だ」

と、心の底から思えました。

それ以来、手洗いや消毒を繰り返してしまう自分を責める気持ちは、すっと消えていったのです。

潔癖症は”敵”ではなく、私を守ってくれる”味方”だった

かつて私は、

「潔癖症を治さなければ幸せになれない」

そう思い込んでいました。

しかし、心理学を学ぶにつれ、その捉え方は180度変わっていきました。

潔癖症とは、私が過去に体験したつらい出来事を二度と体験しないで済むよう、必死に守ろうとしてくれる「防衛本能」。

つまり、

潔癖症は、私を苦しめる”敵”ではなく、心強い”味方”

なのだと理解できたのです。

また、世間で潔癖症を公言して堂々と生きている人たちの姿を見たとき…

私自身が「潔癖症の私は恥ずべき存在だ」と、自分にレッテルを貼っていたことにも気づかされたのです。

今でも私は、人より衛生面が気になる「潔癖症」であることに変わりはありません。

ただ、大きく変わったのは、

潔癖症に人生を支配されなくなったこと。

潔癖な自分を否定するのをやめ、丸ごと受け入れる。

不安を感じた時は、

「あ、いま私の『不安回路』が反応しているんだな」

と冷静に受け止め、無理に不安を排除するのをやめました。

「不安を抱えたままでも、少しずつ安心を積み重ねていこう」

そんな風に考え方が変わったことで行動が変わり、私の見ている景色は、少しずつ、でも確実に、「穏やかで安心できるもの」へと変わっていきました。

そうして、結果的に、潔癖症の症状を和らげることに成功したのです。

もし今、あなたが潔癖症で苦しんでいるなら、どうか自分を責めないでください。

あなたが「普通に暮らせない」と悩むのは、気にしすぎる性格だからではありません。

あなたの脳が、あなたを守ろうとして『不安回路』を作り上げた結果です。

かつての私も、潔癖症の苦しみを誰にも理解してもらえず、この脳の仕組みも知らなかったため、生きる希望を見失っていました。

ですから、「誰にも理解されない」孤独感を、私は痛いほど理解できます。

「この苦しみを理解してほしい」
「いい加減、この苦しみから解放されてもっと幸せに生きたい」

そう思われているならぜひ、40年間、潔癖症と向き合い続けてきた私に、その胸のうちを丸ごと預けてください。

全力であなたをサポートいたします。

あなたの力になれる日を、心待ちにしております。

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