こんにちは。
『不安回路』をほどく心理セラピスト/カウンセラー
岸田知佐子(きしだちさこ)です。
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「手洗いがやめられない」
「つり革やドアノブに触るのがつらい」
こんな風に、日常生活の中で潔癖症の症状に悩まされ、苦しんでいるあなたへ。
今回は「潔癖症の症状は、固定ではなく絶え間なく変化している」というお話をいたします。
この事実に気づけると、あなたの潔癖症の症状は徐々にやわらいでいきますよ。
STEP 1【気づく】:感情のレベルは、固定ではなく常に変動している
潔癖症を抱えて常に緊張状態でいると、「24時間365日、ずっと同じ強さの『不安』と戦っている」気になりませんか?
ですが、実はその感情のレベルは、日々、時間帯や今いる場所などによって微妙に変化しています。
たとえば、つらさのピークを「10」、全く気にならない状態を「0」としましょう。
・職場で一緒に働く人達が大声で会話をしている時⇒レベル9
・家で好きな音楽を聴いてリラックスしている時⇒レベル1
このように、「今いる環境」や「あなたの心理状態」によって、感情のレベルは波のように揺れ動いています。
「ずっとレベル10で固定されているわけではないんだ」
と「気づく」だけでも、張り詰めた心に小さな余裕が生まれます。

STEP2【可視化】:どんな時につらいのかを書き出してみる
次は、感情の変化をノートやスマホのメモ帳に書き出して「可視化」しましょう。
どんな場合に症状が強まるのか(あるいは弱まるのか)を記録してみるのです。
・満員のバスや電車に乗っているとき⇒レベル10
・朝の誰もいない静かなオフィスにいるとき⇒レベル5
・お風呂で一日の汚れを洗い流したとき⇒レベル2
・大切なペットと触れ合ってホッとしているとき⇒レベル0

このように可視化することで、感情の渦に飲み込まれずに
「私はこういう環境で不安が高まりやすいんだな」
「この状態なら安心して過ごせるんだな」
と、一歩引いたところから自分を客観視できるようになります。
STEP 3【分析】:不安レベルが上がる傾向(パターン)を知り、対策を練る
最後は、「なぜ特定の場所や状況で不安レベルが上がってしまうのか?」と、感情変化の傾向(パターン)を「分析」します。
実は、不安レベルが上がる根底には、過去のトラウマ体験が関係していることが少なくありません。
私もそうでした。
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私は幼少期の「痴漢による被害」「担任から教科書に唾を飛ばされた体験」がきっかけで潔癖症になりました。
「大人の男性=嫌な目に遭わせる存在」として、私に強い恐怖心と警戒心を植え付けました。
さらに社会人になり、満員の通勤電車内で、長身の男性に頭上からくしゃみを浴びせられました。
身長150cmほどの私にとって、「私と身長差のある男性=脅威の対象」となり、恐怖心と警戒心がさらに深く刻み込まれたのです。

しかし、自分の感情レベルを数値化・可視化したことで、「私の不安が強くなる傾向(パターン)」を理解できるようになったのです。
傾向(パターン)が分かると、
「ラッシュアワーを避けて乗車する」
「一番後ろの座席が空いているときだけ座る」
「座れない場合は、周囲を見渡せる位置に立つ」
など、可能な範囲で自分を安心させるための具体的な対策が取れるようになりました。
ただ、「不安」それ自体は、生物が本来備えている「自己防衛本能」ですから、悪者ではありません。
ですから、「不安」を排除しようとするのではなく、「不安をいかに小さくし、不安といかに上手く付き合うか」が潔癖症をやわらげるカギだといえます。
一人で抱え込まず、一緒に「安心できるパターン」を見つけませんか?
潔癖症をやわらげるための3STEPをおさらいします。
STEP1【気づく】:感情のレベルは刻一刻と変化していることを知る
STEP2【可視化】:感情のレベルを数値化して客観視する
STEP3【分析】:不安が高まるパターンを知り、不安を小さくする方法を探る
これらを意識するだけでも、気持ちはずいぶん楽になります。
ただし、ご自身の過去の経験やトラウマに向き合う「分析」の作業は、一人で行うと過去の辛い記憶がよみがえり、一時的に不安が強くなってしまうこともあります。
繊細なHSPの方であれば、なおさらです。

ですから、無理に一人で原因を探ろうとせず、私と一緒に整理していきませんか?
カウンセリングでは、あなたの感情の波を丁寧に紐解き、あなたが日常で心からホッとできる「安心の領域」を少しずつ広げるお手伝いをしています。
「辛い状況から解放されたい」方は、ぜひお早めにご相談くださいね。
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