【繊細さんの才能】「仕事が遅い」ということ

こんにちは。
繊細女性の『不安回路』をほどくお手伝いをしております、
心理セラピストの岸田知佐子(きしだちさこ)です。

さて、本日はこんなお悩み相談をいただきました。

「仕事が遅い」と言われると、まるで自分の存在すべてを否定されたような気持ちになりますよね。

周りのスピードについていけない自分を責め、「私はダメな人間だ」と思い詰めてしまう…。

その苦しい気持ち、痛いほどよくわかります。

私も、かつては同じ悩みに押しつぶされそうな日々を過ごしていましたから。

しかし、少し視点を変えると、その苦しみから解放されるようになりますよ!

「仕事が遅い」ことについて視点を変えてみる

心理学でリフレーミング(reframing)という考え方があります。

リフレーミングとは、「問題を別の視点からとらえ直すことで、問題の概念を再定義するプロセス」のこと。

分かりやすくいうと、物事のとらえ方を変える(視点を変える)ということ。

「仕事が遅い」という言葉をリフレーミングすると、そこには「一つひとつの工程をおろそかにせず、丁寧に仕事をしている」という側面が見えてきます。

このように「視点を変える」だけで、同じ出来事でも自分を責める材料ではなく、自分を肯定するための大切な宝物に変わるのです。

「仕事が遅い」のは「 丁寧に仕事をしている」から

なぜ、「仕事が遅い」のか?

それは、あなたが「丁寧に仕事をしているから」にほかなりませんが、それはなぜでしょうか?

あなたは、他の人が見落としてしまうような細かな違和感に気づき、それを放置できない「責任感」や「誠実さ」を持っているからです。

具体的にいうと、次のような特性ですね。
・責任感: 納得のいかないまま完了することを良しとしない、仕事へのプライド
・誠実さ: 「これを受け取った人が困らないか」という想像力による相手への配慮
・緻密性:のちの大きなミスを防ぐために徹底して行う確認作業

このような特性ゆえ「細かいところに気を配り、丁寧に仕事をしているんですよね。

その結果、仕事に時間をかけることとなり、あなたの特性を知らない人からすると「仕事が遅い」と見えるだけ。

ですから、「仕事が遅い」ことが「あなたが無能」だという証明には決してならないのです。

かつて勤めていた会計事務所で、私もこの特性に苦しめられました。

ある時、お客様の帳簿にミスを発見し修正していたところ、上司から「そんな細かいことは気にしなくていい!」と一蹴されてしまいました

誠実に仕事をしたいという思いは届かず、「要領が悪く、仕事が遅い自分はダメ人間だ」というレッテルを自分自身に貼ってしまいました。

しかし、転職し環境が変わった後、驚くことが起きました。 

以前と変わらず細部まで気を配り、丁寧に進める私の仕事に対して、お客様からこんな感謝の言葉を頂いたのです

いつも丁寧に仕事をしてくれて、本当にありがとう

しかも、一人だけではなく複数のお客様から!

私の性格や能力が変わったわけではありません。

「仕事が遅い」という評価が、環境が変わった瞬間、「丁寧に仕事ができる人」という最高の賛辞に変わったのです!

まとめ「丁寧に仕事ができる」のがあなたの本質である

もし今、あなたが「仕事が遅い」ことを悲観的に考えているなら、それはあなたが無能だからでは決してありません。

ただ単に「スピード」という単一の物差しで測られる環境に身を置いているだけ

「仕事が遅い」というのは、限定的な「その場所」での視点に過ぎません。

どうか、その限定的な視点を、あなたの全人格の評価だと思い込まないでください。

あなたの本質は、「誰にも気づかれないような細部にまで気を配り、丁寧に仕事ができる」ことなのですから。

これは、繊細なあなただからこそできる素晴らしい特性であり、あなたはもう十分、誰かの役に立っているのです。

あなたがそのことに気づけるようになると、あなたのいる世界が「あなたにとって優しい世界」になっていきますよ。

もし、ひとりで向き合うのが難しいようなら、私がお手伝いをさせていただくことも可能です。
必要と感じられたときは、下のボタンから『お試しカウンセリング』にお越しくださいね。