こんにちは。
繊細女性の『不安回路』をほどくお手伝いをしております、
心理セラピストの岸田知佐子(きしだちさこ)です。
さて、本日はこんなお悩み相談をいただきました。
【お悩み相談】
他人に振り回されるのは「気が弱い」私のせいですか?

- 職場で人の機嫌が気になる
- 頼まれると断れない
- 嫌なことを言われても我慢してしまう
そして、そのあと、
「また気を遣いすぎた…」
「なんで私は、いつも他人を優先してしまうんだろう…」
と自分を責めてはため息をつく日々…。
HSP女性の中には、こうした悩みを長年抱えている人も少なくありません。
では、
他人を優先し、他人に振り回されるのは「気が弱い」あなたのせいなのでしょうか?
いいえ、それは『不安回路』のしわざです
人に振り回されやすい原因のひとつに、『不安回路』があります。
『不安回路』とは、過去のつらい経験からできた「不安になりやすい思考のクセ」です。
例えば、
- 親が不機嫌なとき、自分は悪くないのに怒られた
- いじめられた経験があり、今も孤独を感じている
といった経験があるとしましょう。
こんな経験をすると、無意識に
「また怒られたらどうしよう」
「新しい環境でも嫌われたらどうしよう」
と不安な気持ちにとらわれてしまいます。
そして、
「怒られないように良い子でいよう」
「嫌われないように大人しくしていよう」
「みんなのいう通りにしておこう」
と考えるクセがつきます。
『不安回路』が強化されると他人に振り回されてしまいます

『不安回路』が働くと、相手のちょっとした変化にも敏感に反応してしまいます。
HSPの人は特に、小さな違和感もキャッチしてしまうため、誰かの表情や言葉が少し変わっただけで『不安回路』が発動するのです。
これは、過去の経験が作った“心のセンサー”が目の前の出来事に先回りして反応し、「危ないから気を付けて!」と教えてくれている状態です。
そうして『不安回路』の発動が繰り返されると、無意識に危険を避ける行動を取るようになります。
例えば、「相手を怒らせない行動」や「相手に嫌われない行動」ですね。
このように『不安回路』が発動されて強化されると、相手に合わせることとなり、結果的に相手に振り回されることとなるのです。
【実話】威圧的な父の姿を上司に重ね合わせていた私

例えば、上司が不機嫌だと
「私のせいかも…」
「何か怒らせたかな…」
と必要以上に不安になってしまうことはありませんか?
私もかつては、上司が不機嫌だったり、大きな物音を立てた時、「自分のせいかもしれない」と考え、怖くてビクビクしていました。
しかし、私はある時、気づいたのです!
本当は、「父の姿を上司に重ね合わせて上司を恐れていただけだった」ということに。
私の父は…
- いつも怒った顔をしている
- 怒るとドアを「バン!」と閉める
- 何を言っても聞き入れてくれない
そんな威圧的な人だったため、私は父が怖くてビクビクしていたのです。
そのことに気づいた時、上司が不機嫌なのは必ずしも私のせいではないことや、元々ガサツなタイプの人だということも客観視できるようになったのです。
この「気づき」と「客観視」のおかげで、私の『不安回路』は少しずつほどけていきました。
他人に振り回されるのは性格が原因ではありません

他人に振り回されやすいのは、あなたが「気が弱い」からではありません。
過去の経験から、「不安になるクセ」が身についてしまっただけです。
大切なのは、『不安回路』を持っていると気づくこと。
気づいた瞬間、もう『不安回路』をほどく準備はできています。
そして、『不安回路』をほどくには、どうしてそのクセができたのか、過去の出来事に向き合う必要があります。
しかし、過去の出来事に向き合う作業は、1人で行うには負担が大きく、危険を伴う場合もあります。
だからこそ、必要なときには安心できるプロのサポートを頼ることが大切です。
私のカウンセリングでは、『不安回路』が出来上がった背景を一緒に整理します。
必要と感じられたときは、下のボタンから『お試しカウンセリング』にお越しくださいね。
